みれんというのじゃないのです／小林幸子 歌詞

歌：小林幸子

作詞：山口洋子　作曲：鈴木淳

シャツの置き場所わかりますか
靴下の引き出し知ってますか
いそいで出かけるあなたの様子が
瞼を閉じるとみえてくる
みれんというのじゃないのです
愛の季節は終わっても
情の火照りが消えなくて
女ごころは細々と
別れたあなたと暮らすのです

ズボンの折り目はひとつですか
夕食の仕度は誰がするの
ソファーに寝ころぶあなたの姿が
やっぱり心に棲んでいる
みれんというのじゃないのです
愛の季節はとぎれても
情の哀しみ消えなくて
女ごころはあと戻り
別れたあなたと歩くのです

みれんというのじゃないのです
愛の季節は枯葉でも
情の情念褪せなくて
女ごころは知らぬ間に
別れたあなたの傍にいる