月が吠える/長渕剛 歌詞

長渕剛の「月が吠える」歌詞ページ。
「月が吠える」は、作詞:長渕剛、作曲:長渕剛です。

「月が吠える」歌詞

歌:長渕剛

作詞:長渕剛 作曲:長渕剛

月が垂直に立ち上がってる
閉ざされた鉄格子の小窓の向こう
低い屋根瓦から物悲しく
上弦の月が吠えている

一日四十本のタバコの煙で
砕けきしむ私の肋骨が折れるほど
薄い胸板を思いきりふくらまし
冷酷な世間の風を吐き捨てた

おうおうと私が泣くから
おうおうと月が吠える

叱る母もなく怒鳴る父もなく
帰る家も壊れ沈む時
最後に残るものは悲鳴じゃない
弱き者たちへの瞳(まなざし)が在る

さぞかし辛かったあの人間(ひと)たちと
おちょこ一杯分もの塩っ辛い涙を
私の命と貴方の命で酌み交わせば
五臓六腑に優しさがしみる

おうおうと私が泣くから
おうおうと月が吠える

どうか愛しき人間(ひと)よ、ご無事でいて下さい
どうか恨まず憎まず悪びれず
雲行きを明日に賭けて私は行きます
弱き者たちへの瞳(まなざし)在る場所へ

おうおうと私が泣くから
おうおうと月が吠える

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

長渕剛の人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net