水の中のグラジオラス/佐野元春 歌詞

佐野元春の「水の中のグラジオラス」歌詞ページ。
「水の中のグラジオラス」は、作詞:佐野元春、作曲:佐野元春です。

「水の中のグラジオラス」歌詞

歌:佐野元春

作詞:佐野元春 作曲:佐野元春

形のくずれた窓辺に
流れてゆく風
君の涙が僕にはみえていないかい?
水の中のグラジオラスのように
たどりつくならば
砂丘まで
青い空も白い雲も
あの日のことだけが今でも
夏のまぶしい光に
泳ぎ疲れて風
君の「さよなら」が僕には
聞こえてないのかい?
水の中のグラジオラスのように

ああ、どうしてラブソングは
乾いたカスタネットの音しか奏でないのか?
肉体を枕にして
それはまるで
ひび割れた骨がぶつかりあっているようだ。
おれはおれたちの時代に
しがみついているモラルのハンマーを憎む。
その幻影にとまどいながら
ベルベットの雨。
絶望の降りしきる夜。
君は孔雀のように羽をひろげる。
この世界で無残に
壊れたものを再び壊しながら。

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