月夜の浜辺/遊佐未森 歌詞

遊佐未森の「月夜の浜辺」歌詞ページ。
「月夜の浜辺」は、作詞:中原中也、作曲:遊佐未森です。

「月夜の浜辺」歌詞

歌:遊佐未森

作詞:中原中也 作曲:遊佐未森

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
月に向つてそれは抛れず(ほふれず)
浪に向つてそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾つたボタンは、
どうしてそれが、捨てられようか?

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

遊佐未森の人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net