作詞:宝野アリカ
作曲:片倉三起也
茨の茎を伸ばして撓めて
私に零して
雫のひとひら
終焉を知ってなお
咲き急ぐ莟のように
生身の心臓は
柩を這い出る
少女という証
紅繻子の骨が鳴く
奪いに訪なえ
堕罪の指よ
闇は月
棘は蜜
あやすもの
綴ざされた眼は蛹
羽化する夢を見て
光の萼を捲って探って
やさしく包んで
瞬間の季節(とき)を
薇(らせん)の先へ昇って手繰って
初めて触れ合った
場処が開かれる
吐息の熱さで
私の薔薇を
さぁ喰みなさい
違えぬ約束は
甘やかな血を分ける
腐植に沈める
美惑の舌で
翅根を脱ぐ
皮膚を剥ぐ
痛みなき
交じわりに意味はない
欲しいならば奥へ
荊の枝を絡めて解いて
私を散らして
滴にひとひら
心の縁を抉って潜って
大事に抱きしめて
留まることなど
できないとしても
あなたの薔薇で
あぁ眠らせて
生きてることを
知ったばかりでも
光の膜に溺れて眩んで
私は埋もれる
盛りの繁みに
薇の先へ昇って手繰って
最後に触れ合った
場処が溶けてゆく
涙の重さで
私の薔薇を
さぁ喰みなさい
島村卯月(大橋彩香),最上静香(田所あずさ),月岡恋鐘(礒部花凜),高海千歌(伊波杏樹),上原歩夢(大西亜玖璃),澁谷かのん(伊達さゆり),日野下花帆(楡井希実)
Wow wow 目指す場所までWow wow 一緒...
歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。
Copyright (c) 2006-2023 J-Lyric.net