物の怪草子/浅葱 歌詞

浅葱の「物の怪草子」歌詞ページ。
「物の怪草子」は、作詞:浅葱、作曲:浅葱です。

「物の怪草子」歌詞

歌:浅葱

作詞:浅葱 作曲:浅葱

誰(た)そ彼時(かれどき)より蠢(をごめ)き初む妖(あやかし)
百鬼夜行(ひゃっきやぎょう)に逢ひめれば命堪へず おどろおどろしや

日に異(け)に月影増せば
我が眼(まなこ)はいと神妙(しんべう)なり

見えぬ化生を見顕(みあらは)せば
忽(たちま)ちに叢(むら)は押し掛くる
■弱(わうじゃく)たる敵(かたき)末(すゑ)は更なり
いで来たれ 其れ其れ 見参せむ

咲きすさびたる待宵草(まつよひぐさ)よ 共に月夜見(つくよみ)の光を浴み
良夜にすべし 十五夜の湛(たた)はしかる我に挑むべき事かは

妖刀玉兎を抜きて殊(こと)と討ち放す 妖の天下(てんが)など夢の夢の夢
臍(ほぞ)を噛め

にはかに雲隠(がく)る頃
淵に無慚(むざん)なる牛鬼(うしおに)迫(せ)む

闇の現 気色(けしき)覚ゆ
打ち延(は)へて毒霧の迷ひ
雲返す風は我に与(くみ)す
大将軍(だいしゃうぐん)よ やうやうござんなれ

此の剣太刀(つるぎたち)磨ぎし心は世界へと天(あも)降りし我が宝
風月の音に舞い出づ 我が世に斬れぬものやはありく

咲きすさびたる待宵草よ 共に月夜見の光を浴み
良夜にすべし 十五夜の湛はしかる我に挑むべき事かは

物の怪草子は打ち続く

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