歌:緑黄色社会
作詞:小林壱誓 作曲:小林壱誓・穴見真吾
誰より深く
わたしを知っていた
あなたにだけ言えない
秘密がある
重なり合えど
赦されちゃいけない
この躰に潜んだ
魔物が笑う
想えば想うほど隠れてしまう
いつぞやの朧月の背中へと
そこにあなたの手が触れる未来を
待つことがどれほどまで危ういか
誰より深く
わたしを知っていた
あなたにだけ言えない
秘密がある
その手を その目を
その輝きをそのままに
別れも告げずに
離れてしまえたらいいのに
おのれ
どれほどあなたを想っていても
リトマスの紙は翳せないまま
わたしはそれでも
あなたの側に居てしまう
何も言わずに
何も触れずに
全て透かされているかのような夜だ
そんなあなたの目に宿る光を
止め処なく それとなく
抱きとめる
その手を その目を
その輝きをそのままに
別れも告げずに
離れてしまえたらいいのに
その手に その目に
残るわたしをそのままに
あなたの全てを
忘れてしまえたらいいのに
おのれ
これまで流れた涙はどれも
リトマスの紙に翳せないまま
わたしはそれでも
あなたの側に居てしまう
嘘はついていない
本当にも触れない
あなたにだけ言えない
秘密がある
静謐な余韻と芯の強さが同居するミディアムナンバーです。2021年8月25日にシングルとして発売され、テレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』の主題歌に起用されました。のちに2022年1月26日発売のアルバム『Actor』にも収録され、等身大の言葉が共感を呼びます。
緑黄色社会はポップロックバンド。2018年にEP『溢れた水の行方』でメジャーデビューし、洗練されたメロディと伸びやかなボーカルで支持を広げています。代表曲に「Mela!」「Shout Baby」などがあります。
歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。
Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net