歌:離想宮
作詞:離想宮 作曲:離想宮
悲しいのは喪失よりも
それを経て生きていけるということ
飛び方だけ教えて
消えた奴がいたんだ
いっときの温情に操を立てて
ずっと側に置いておくタイプだから
執着と忠誠と愛の違いが分からない
人が変わることなんか信じてやらない
永遠に私の裏切り者でいて
総天然色のパノラマに映える偽物の雲は
二度と見られない夢の中のきざはしで
落ちてゆく落ちてゆく
期待だけ抱きしめて
空の青さに魅了されて
風を切る音が聞こえる
あともう少しで
お前に手が届くような気がしているんだ
特別にどこに落ちるか決めてもいいさ
空の青さに騙されてゆく
傷だらけの関係さえも
背負ったまま眠れるようになってゆく
心の裏側なんてわざと見せるものだって
都合よく書き換えた思い出が笑える
そこには私とお前しかいなかっただろう
何十回めの絶望も怒りも悲しみも
空気抵抗の圧ですべてを押しつぶして
落ちてゆく
落ちてゆく真っ逆さまの朝
逃さないから覚悟しておけ
風が吹く音が聞こえる
あともう少しで
お前に手が届くような気がしているんだ
ふたりなら
ふたりならこのまま終わってもいいさ
空の青さに騙されてゆく
互いに見果てぬ
夢を追ったその先で
いちばん美しい殺し合いをしようか!
太陽のきらめきをうつしてかがやく
翼に賭ける過去も未来も
風が吹く音が聞こえる
あともう少しで
お前に手が届くような気がしているんだ
これだけの
これだけのために今生きているのさ
空の青さに騙されてゆく!
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