たとえたとえ/緑黄色社会 歌詞

緑黄色社会『たとえたとえ』の歌詞ページです。2021年3月19日配信のデジタルシングルで、第93回センバツ MBS公式テーマソングとして書き下ろされた楽曲です。

「たとえたとえ」歌詞

歌:緑黄色社会

作詞:小林壱誓 作曲:peppe

たとえたとえ
張り裂けるほどの声が風に流れても
いつかここから君に届けと
何度でもエールを

楽なことばかり選んで
上手くやれてた日々は
人目につかずに
あたためた椅子で
ぼんやり夢を見た

君の人知れない日々は
私のそれとは違って
燻り宿した素振りが
心の陰をかるく掠めた

たとえたとえ
張り裂けるほどの声が風に流れても
いつかここから君に届けと今を叫ぶよ
ふわり道に迷える綿毛のように
その身を任せて
僅かだけでも君に届けと
最後までエールを

辛いこと全部投げ出して
指先を離れても
君を見かけると
君が知らぬ間に
打ち返されていた

踊るひとひらの便りが
胸のポケットに沈んだ
散りゆく時は美しく
心を捉えて
君ならば叶うよと
思い切り言い切りたいけど
君ならばあたう限り
やりのける筈だから

これは例えばの話
二人きりで君と会って
私から言えることは
「ありがとう」だけだ

なのに
離れた場所で眺めていると
「ファイト」って溢(こぼ)れた
僅かだけでも君に届けと
強く溢(こぼ)すよ

まるでまるで
自分のことのようであって
自分以上のことだな
そんな君に貰えた気持ちを君に向けるよ
たとえたとえ

張り裂けるほどの声が風に消されても
どれもこれもが届いていなくても
本物のエールを
心からエールを

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「たとえたとえ」について

ブラスを取り入れた軽快なポップサウンドに、誰かを応援するまなざしを重ねた楽曲です。2021年3月19日に配信リリースされ、同日放送の『MUSIC STATION』で初披露されました。第93回選抜高校野球大会のMBS公式テーマとして大会関連番組や配信で使用され、困難に挑む気持ちに寄り添います。


「たとえたとえ」のトピックス

季節のうた特集|本格的な秋、冷たい空気に合う10曲

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ここ数日の冷え込みで冬の気配が濃くなりました。静かな夜長、温かい飲み物、そして心を澄ませる音楽。受験や就活、部活の節目に立つ人にも寄り添う、落ち込んだ時の背中をそっと押してくれる10曲を選びました。

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「緑黄色社会」について

緑黄色社会はポップロックバンド。2018年にEP『溢れた水の行方』でメジャーデビューし、洗練されたメロディと伸びやかなボーカルで支持を広げています。代表曲に「Mela!」「Shout Baby」などがあります。

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