加速/小林私 歌詞

小林私の「加速」歌詞ページ。
「加速」は、作詞:小林私、作曲:小林私です。

「加速」歌詞

歌:小林私

作詞:小林私 作曲:小林私

雲は水飛沫のように地を這い、揺られながら加速していく
暮らしは観測と共に生成されて消えていく転生

瞳孔開いたまんま光を見ることは叶わないし
本能さえ見事手中に収めたくなるから
鈍行の汽車の車掌は全てを見たと勘違いしている
光速で置き去る暗がりにしかないものがある

きっと俺に合う薬はあるし、粉っぽくなければまだ飲める
ひた隠しにした恥ずかしい振る舞い、君だけに教えてあげる

雲は水飛沫のように地を這い、揺られながら加速していく
暮らしは観測と共に生成されて消えていく転生
今なにと目が合ったことすら忘れるように早く動く
暮らしの原則が緩く破られるまま過ぎていく

愛情が朝日より眩しかったら
その身を焦がす熱でさえも疎ましい眼差し
正常で完全な幸せに辿り着く為の道が海より暗くて怖いなら

上手くいけばいくほどかつて見たものと同様に泥化した
君の手の形と混ざり合う朝を加速させて想定の夜へ
慣れる歩みを止めないで荒ぶれる感情の波を沈め
分かりきった希望へと速度を上げて

その頬が切れるような風が吹いているなら、
慢性的な早歩きをやめればいいだけ
誰かと手づからに向かう先を真っ当に訝るのなら
いっそ光速の乗り物に揺られていればいい

ゆっくりとゆっくりとまぶたをとじてまっくら
ゆっくりとゆっくりとまぶたをとじてまっくら

雲は空しぶく、音も無く。きっとそう、確かめるまでもない
暮らしを観測したつもりになって自分は一歩抜きん出ている

文字サイズ:
   
歌詞の位置:
 

小林私の人気歌詞

歌詞検索J-Lyric.netでは、無料で歌詞の検索・閲覧サービスを提供しておりますが、著作権保護の為、歌詞の印刷、歌詞のコピー、歌詞の複写などを行うことはできません。

歌詞の検索方法 利用規約 J-Lyric.net について

Copyright (c) 2006-2025 J-Lyric.net